果糖というと果物に含まれる身体に良さそうな糖質というイメージがあります。
しかし、果糖は痛風の原因になったり中性脂肪を増やして脂肪肝を誘発させたりと様々な問題を引き起こします。
果糖はいったん吸収されるとグルコースよりも遥かに早く代謝されます。また肝臓での代謝が主ですので、筋グリコーゲンを増やすこともできません。
果物にも果糖は含まれていますが、その量は大したことはありません。むしろ砂糖は果糖+ブドウ糖ですので、砂糖の摂取は同時に果糖の摂取になるのです。
もっといけないのが果糖ブドウ糖液糖です。これは砂糖よりも安価で甘みが強いため、清涼飲料水に多く使われます。
よって、ジュースをがぶ飲みするようなことはできれば避けたいですね。
その他にも砂糖はメタボリックシンドロームの元凶になりますし、高血圧の原因になったりするそうです。
糖質はできれば米やパン、麺などの主食で補給したいところです。
予断ですが、子どもを研究の対象にした調査では、砂糖消費量の一番高かった群は一番低い群と比べてIQが25%も低かったそうです。
甘いお菓子やジュースを子どもに与えることは、脳の発育・発達上良くないのかもしれません。