食物繊維「イヌリン」について

食物繊維には、大きく分けて2つの種類があります。1つ目は水に溶ける繊維で「水溶性食物繊維」と言います。

これは消化器の中でゲル状になって、食べ物の移動を遅くしてくれます。

水溶性食物繊維には健康面でのメリットもあって、コレステロールを減らしたり、動脈硬化を予防する効果があります。

2つ目は水に溶けない繊維で、これを「不溶性食物繊維」と言います。これは水には溶けないものの、水を吸って数倍から数十倍にも膨れ上がり、満腹感をもたらしたり、便秘を予防してくれたりします。

ただし、こちらは必要な脂肪やミネラルの吸収を邪魔してしまう作用もあるため、多く取れば良いというものではありません。

また、水分摂取が少ないと、かえって便秘の原因にもなったりします。

ここで、オススメの食物繊維を紹介します。その名も「イヌリン」です。このイヌリンは水溶性の食物繊維で、玉ねぎやゴボウなどに多く含まれています。

イヌリンにはヒトの大腸の各部分において、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やすことがわかっています。

また、イヌリンが悪玉菌によって産生されたアンモニアを減少させることもわかっています。

ただし、いきなりイヌリンを大量に摂取するとガスが溜まったり、腹部の膨満感を引き起こすこともあります。

最初に摂取する場合、1日に10g程度が問題ない量となります。

ダイエット中は、ただでさえ食物繊維が不足しますので、ぜひイヌリンを試してみてください。

ちなみに、フィジークの選手で、プロテインに1日のイヌリンの摂取量を混ぜて飲んでいる人もいるようですよ。